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私はキャリアコンサルタント関連や人材・人事系とは全く畑違いの事務職でしたが、
実技試験オールA判定で一発合格しました!
自分の実技試験の対策・勉強したことをまとめてみましたので、よろしかったらぜひ参考にしてみてください。
学科試験対策についてはこちら↓
(メインで)面接試験の対策をした期間
養成講座の先生から、
面接は試験直前から(1か月前とか)対策しても間に合わないから、早いうちに対策を始めて、試験1か月前までにはなんとか形にしておいた方が良い
とアドバイスを受けていたので、ロープレ練習は実技試験3か月前から初めて、3週間前くらいまでやり、
実技試験3週間前以降はロープレをせず、学科試験の直前勉強や今まで自分がやっていたロープレの振り返りなどをしていました。
ロープレ(ロールプレイング)練習
やはりロープレの練習では数をこなすことが重要だと思います。
最初は全然できないし途中で止まってしまうこともありましたが、回数をこなすと段々とコツをつかんで少しずつ自信がついていきました。
後述しますが、ロールプレイング練習をお願いしたキャリアコンサルタントの方は、ご自身の試験の時は30回ほどロープレをしたそうです。
私も試験までに30回弱練習しました。
録音ができたロープレであれば、できる限り聞きなおし、反省点と次回に向けての目標をノートにまとめていました。
養成講座の仲間(受験生同士)でのロープレ
養成講座が終わって2週間後くらいから始めて、実技試験1か月半前くらいまでは週1回、ZOOMでやっていました。
試験5週間前~から試験3週間前までは、ZOOMと対面(格安の会議室を借りました)で週2回練習しました。
他の仲間の対応方法から良いところを学べたり、クライアントの役作りをすることで、悩みの背景を考える訓練にもなりました。
受験生同士以外のロープレ対策は必要か?
個人的には、自分の経験値・性格・苦手に応じて選ぶことが重要だと思います。
有料の講座を受けないと落ちるということもないと思っていて、実際、私の養成講座の仲間も受験生同士のロープレだけで合格しています。
私の場合、
- 事務職でほぼPCと向き合う仕事のため、対人コミュニケーションスキルが不足している
(20代ということもあり、周りの受験生と比べても経験不足だと感じていました) - 役職にも就いていないので、人から相談を受けたりする機会も中々ない
- 緊張しいなので、慣れない環境でのロープレ経験が必要と感じた
- 養成講座の初回~半分まで、一番最初の緊急事態宣言の期間と重なってしまったため、
スクーリングができず(この時はオンライン受講がまだなく、家で動画を見ているだけでした)、
ロープレを指導される経験が足りないことが心配だった
↑のため、
ココナラ・こくちーず・LECで講座を探し受講しました。
(養成講座の仲間の中でも、有料の講座をたくさん受講したほうかもしれません…)
試験対策講座を受講して、そこで出会った人とZOOMでロープレ練習をしたり情報交換したりできたので、そういった面でも受講してよかったかなと思っています。
ココナラでサービスを購入
ココナラという、スキルを持った個人を検索してサービスを買えるサイトがあり、
そこでキャリコンの資格を持っている方がロープレの練習相手となってくれたり、アドバイスをしてくれるサービスが多数出品されています。
私はそこで2回サービスを購入しました(いずれもビデオチャットでした)。
<1回目>
養成講座修了2週間後くらいに受講しました。
2級技能士の方と90分で2事例のロープレ練習&フィードバックいただけるもので、
8000円ほどの講座でしたが、これから試験対策をしていく上で、自分の課題点をハッキリさせたいと思ったのがきっかけです。
一対一でじっくり疑問点を質問できたり、
自分のクセ、ロープレでできている点と課題点、課題点をこれからどう練習していったらよいかの具体的・的確なアドバイスを頂けてとても参考になり、試験対策をしていく上で早めに受講できて良かったです。
<2回目>
1200円ほどの講座で、1事例のロープレ練習&振り返りとフィードバックが30分ほどのものでした。
これは養成講座の仲間以外でのロープレ経験を積むために購入しました。
ココナラには、ロープレ練習の数をこなすためのお手頃な講座から、長時間でじっくりアドバイス・フィードバックしてくれる講座など様々ありました。
自分の苦手な属性の相談者の対策など、目的に応じて活用されてみるのもおススメです。
LECの試験対策講座を受講
私はLECの養成講座を受講していたので、LECの『傾聴トレーニング講座』※を2回受講しました。
LEC生限定のクラスで、養成講座の終わりごろに実施日などのアナウンスがありました。
LECの教室で開催されており、3~4人の受講生に講師の方が1名ついていて、講師はオブザーバ役、受講生はオブザーバー・クライアント・コンサルタント役を順番に担当し、本番と同じ時間配分で口頭試問までやるというものでした。
LEC養成講座の講師の方からアドバイスを受けられるのはためになりましたし、
慣れない環境で人前でロールプレイングをするので緊張感があり、本番に向けていい練習になったと思います。
他の人のロールプレイングの様子なども参考になりました。
こくちーずプロで見つけた試験対策講座を受講
「こくちーずプロ」という全国で開催されているイベントやセミナーが検索できるサイトがあるのですが、そこで見つけた有料の試験対策講座を2回受講しました。
私が受講したのは、株式会社エイチ・アール・シー・キャリアという再就職支援などをしている会社の講座でした。
私が受講していた際とは講座の内容が変わっているようなのですが、
私が受講した際はその会社の会議室のような場所で行われており、4名ほどの受講生が1人ずつコンサルタント役をやり、クライアント・オブザーバー(試験官)役はそれぞれ1名ずつ講師の方が担当され、本番と同じ時間配分で口頭試問までやるというものでした。
(コンサルタント役以外の受講生は、ロールプレイング中の様子を観察し、終了後に感想や気付いたことについて発言するという感じでした)
LECと同様に有資格者・実際にキャリコンの資格を使って仕事をしている方からアドバイスを受けられるのはためになりましたし、
慣れない環境で人前でロールプレイングするのは緊張感がありました。
LECの講座とは違い色々な養成講座出身の方がいらっしゃったので、それも自分にとってはいい刺激になりました。
「こくちーずプロ」では、他にも無料のZOOMロープレ練習講座があったのでそれに参加したりしました。
有料講座でも、養成講座の団体が開催している試験対策講座よりも比較的お手頃な講座が多い印象です。
『国家資格キャリアコンサルタント 実技試験(面接・論述)実践テキスト』で勉強
※ご購入の際はご自身で最新版であることをご確認ください。
ロールプレイの逐語をもとに、複数の応答例が示され、どういった応答例が好ましい/好ましくないのかの解説や、自分で応答例を考える練習問題などが載っています。
システマティックアプローチの流れで本の構成もされており、
「これが絶対の正解というわけではないが、こういった話の流れで、次はこう展開させる意図があるのでこの応答が望ましい」
というように、応答の理由や意図が具体的に解説されており、とても分かりやすかったです。
同じような応答でも、面接中盤ではよいが序盤にはあまりふさわしくないというような解説も載っていたりして、
面接が今どの段階なのかによってどう応答を変えていくかというのもとても参考になりました。
逐語でどんな技法が使われているかや、技法の意図・効果などはアイビイの「マイクロカウンセリングの三角形モデル」をもとに解説されていることが多かったです。
また、口頭試問の答え方の例が個人的にとても役立ちました。
本に載っているそのままを答えるわけではないですが、一からどんなことを言うかその場で考えるのは大変ですし、本番は緊張もします。
答え方の型があることで自分のロールプレイの内容に合わせて使うことができました。
口頭試問で頭が真っ白になることもあったのですが、答え方の例が身についたことでなんとかこたえられるようになりました…笑
『マイクロカウンセリング技法―事例場面から学ぶ―』で勉強
マイクロカウンセリングの技法の解説や、ロールプレイの良い例と悪い例の逐語が載っています。
同じ養成講座の仲間も何人かこの本を持っており、キャリコン受験者にはおなじみという感じの本です。
良い例ではどの技法がどういう意図をもって使われたか・どのような効果があるかが解説され、
悪い例ではその応答がなぜ良くないかや、
一見技法を使っているようにみえるが技法として成り立っていない理由などについて解説されていたのがとても分かりやすく参考になりました。
また、ロールプレイが収録されている付属のDVDも個人的にかなり役立ちました。
事例は、仕事と介護の両立についての相談などの4例あり、本にも逐語が載っているので、カウンセラー役と同じタイミングで話して、シャドーイングのようなことをしていました。
表情や間・言い方など、本だけでは分からない部分も勉強になりました。
厚生労働省「労働者等のキャリア形成における課題に応じたキャリアコンサルティング技法」で勉強
厚生労働省の「キャリアコンサルタントとして活動している方へ」というページに、
「労働者等のキャリア形成における課題に応じたキャリアコンサルティング技法」という項目があります。
若者・女性・中高年向けの技法と、
治療と仕事の両立・氷河期世代向けの技法があり、
各属性の特徴を踏まえてどのような支援が効果的なのか、面談の際に気を付けることなどが解説されています(動画の解説もあります)。
それぞれの属性向けに開発されたワークシートなども、見ているとなるほどと勉強になります。
ワークシートそのものは試験の15分のロールプレイングでは使えませんが、「こういったことを質問すると良いのかも」という気づきがありました。
それぞれの属性がどういうことに悩み、その悩みの背景はどういう傾向があるか、どんなことを念頭におき、支援が必要なのかのヒントが得られました。
『ジョブ・カード講習テキスト』で勉強
私は養成講座で「ジョブ・カード講習テキスト」が配布され、それを使って授業をしたのですが、
厚生労働省の「ジョブ・カード講習について」というページからもダウンロードできます。
279ページから逐語が2例載っており、応答の仕方やポイントが参考になりました。
論述試験の対策・勉強方法
私は養成講座の先生から「論述試験は面接対策ができていれば書けるようになるから、面接対策をしっかりやったほうがいい」
というアドバイスを受けており、
面接対策に力をいれていたので、論述については実際に対策し始めたのは試験1か月前とかでした。
前述の『国家資格キャリアコンサルタント 実技試験(面接・論述)実践テキスト』で勉強し、
あとはキャリアコンサルティング協議会のページに載っている、過去3回分の過去問を時間を計って解きました。
テキストは、キャリアコンサルティング協議会の出題形式に沿って作成されている練習問題があり、どう回答したらよいかのコツやポイントが分かりやすく解説されています。
過去問は解答例などが協議会のページには載っていないので、解答例をネットで検索して参考にしていました。
※ご購入の際はご自身で最新版であることをご確認ください。
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