20代でキャリコンの資格を取ってみよう、養成講座に通ってみようかなと考えている方へ、自身の経験を書いてみようと思います。
自分がキャリアコンサルタントの資格を取りたいなと思ったのが20代半ばの時でした。
キャリアコンサルタントのことを色々と調べていた時に、
年齢のボリュームゾーンが40~50代というのを見て、「自分が受けても大丈夫なのか…?」と結構不安になったのを覚えています。
このブログが同じような方にとって少しでも参考になれば幸いです。
キャリアコンサルタントを目指したきっかけ
社会人になり2・3年ほどは仕事のことで体調やメンタル面が不調がちで、家に帰っても寝てばかりの毎日を過ごしていました。
その後、職場での自身の環境が変わり少しずつ体調が回復してきた中で、
「今まで寝てばかりで何もできなかった分を取り戻したい」と考え、
何か勉強をし始めたいと思うようになりました。
キャリアコンサルタントを目指したのは、
もともと心理学に少し興味があり、自分に向き合って働き方を変えるきっかけにしたいという考えと、
運転免許以外特に資格も持っていなかったので、
せっかく勉強するなら国家資格をとりたいなという単純な考えが半々くらいでした(笑)
キャリアコンサルタントについて調べていく中で、
養成講座の受講料が半分以上返ってくるという教育訓練給付金の存在を知ったというのも、
お金の蓄えが少ない20代にとっては大事な点でした。
自身の養成講座の選び方をまとめている記事はこちら↓
20代の人数はやっぱり少ない
私はLECの養成講座に通っていたのですが、20代の受講生は私一人で、30代が少し、40~50代の方が一番多く、60代の方もいる、というような人数構成でした。
試験対策講座も何回か受けましたが、そこでも上記の構成は変わらない印象でした。
受験勉強中はtwitterでほかの受験生をフォローしたり、zoomでロープレをやったりしていたのですが、
そこでは結構20代の比率が高く、自分も含めて15人中3人くらいは20代がいました。
養成講座の先生達からも20代半ばはかなり若いほうだと言われましたが、
近ごろは就活の終わった大学生が「人事部で働くから」と勉強のために通う人もいるという話をしていました。
20代がゆえに苦労したこと
ロールプレイングの際、クライエント役の人の悩みについて、知識や経験不足でなかなかイメージがしにくいことがありました。
そもそもの会社の仕組みや色々な部署、制度のことなどがよく分かっていなかったり(お恥ずかしい限りです)、
40~50代の方なら当たり前に分かっているであろう社会人としての経験が不足していたり…
人生経験もたりないゆえ、そもそものコミュニケーション能力不足(自然にねぎらいの言葉を掛けたりなどができなかったり、
うまい言葉がなかなか出てこなくて伝えられなかったり)も痛感しました。
ロールプレイングも最初は話すことができずに途中で中断してしまい、自分の不甲斐なさに落ち込むこともありました。
でも、迷っている人にはぜひ受講・受験をおすすめしたい
養成講座では、普段出会わないような色々なバックグラウンドを持つ人と知り合いになれますし、
キャリアコンサルタントの勉強を通して、キャリアに関する理論、心理学、法律などの様々な知識に触れることができました。
また、ロールプレイングも回数をこなすごとに少しずつ上達していきました。
クライアント役もコンサルタント役もすることで、
人には色々なものの見方や価値観があること、いろんな悩みの背景について考えることができたり、人の話を聴く傾聴のスキルも身につけることができました。
多くの人がこれから直面するかもしれない、仕事や生活に関する問題についても、
キャリアコンサルタントならどういうことを考えて支援するのか?の視点を勉強するので、自分の問題解決にも役立つと思います。
上記のようなメリットに加えて、求人サイトを見ると人材系や福祉系の仕事でキャリアコンサルタントの資格があると資格手当がつくものも結構増えているように感じます。
キャリアコンサルタントとしての仕事や活動に結び付けられなくても、
身に着けた傾聴のスキルや問題解決への思考法、法律のことなどは何かしらご自身の役に立てられると思います。
資格取得の動機が私のように「国家資格をとってみたい」という単純なスタートだったとしても、得るものは必ずあると思いますので、悩んでいるかたにはぜひ資格取得を目指してみることをおすすめしたいです!
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